子供の行動が遅い時に試してみる方法

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 子供の行動スピードって大人から見ると遅いですよね。。。

 本屋さんにいくと、「脳科学的な目線から・・・」とか「心理学的な目線から・・・」なんていうタイトルの子育て本が並んでいたりしますが、わたし自身はそいういった専門知識はないので、ここでは実際の経験談として紹介させて頂こうと考えました。

 皆さんの子育ての助けに少しでもなれば嬉しいです。

この記事のポイント!
  • 大人がついついやっていることは?
  • 子供が楽しく行動できる導火線を作ってあげる
  • その結果、子供がどうなっていくのか?

こんな行動とってませんか?【親のNG行動】

 学校から帰宅してなかなか手を洗わない、ご飯をなかなか食べない、お風呂に入ろうとしない・・・というのはよくある話です。

 実際に私自身も子どもに対して、「早く〇〇して!終わったら次は△△!!」などと大声をあげていた時期もありました。 

 しかし子どもの目線になって考えると、何かを一生懸命考えている時にいきなりカミナリを落とされるので、考えが中断されてしまい、まずは怒られた事に対して一生懸命動こうとします。

 それが終わってまた自分の興味ある事を考えている最中にまたカミナリを落とされる・・・というのを繰り返していると子どもの気持ちはどう変化していくでしょうか?きっとこんな事を考え始めるのではないでしょうか? 

「帰ったら今日もまた怒られるのかな?」

「毎日毎日同じ事を言わないで欲しいな」

「帰っても全然遊べなくて楽しくないな」

・・・ 

 自分の大好きなおもちゃや本、住みなれた自分の家には、本当なら楽しみがいっぱいでワクワクする場所なのですが、毎日カミナリを落とされていると子どもにとっては段々と窮屈で嫌な空間となっていく可能性があります。

行動が遅いと何が起こる?

 大人でも仕事が遅い人などを見ると、いつまでやってるんだろう?と感じる事もあるかと思います。行動の速度は人によってバラバラですもんね。

親の気持ち

 なんで「やって」と言われたことをすぐにやってくれないんだろう?

 話を聞いてないのかな?ホント何を考えてるのか分かんない。

子供の気持ち

 また同じこと言ってるよ。毎日同じこと言って飽きないのかな。

 はいはい、やればいいんでしょ。

なぜ大人と子供でギャップが発生するのか?

 まず大前提として、子どもの行動が大人より遅いのは当たり前というのを認識した方がいいかと考えています。

 大人はそれまでの経験から早く行動する術、いわゆる「時短」の技術を持っていますが、振り返ってみると物心ついた時から時短の技術を持っていたのでしょうか?自分が子どもだった時の事を思い出してみると、とろとろ動いてたような・・・

 一方で、時として子どもは興味を持ってる事に関して、大人よりも早い行動を取っている事に気付きませんか?

 それは、「興味を持っている」=「自分自信で経験を積んでいる」からだと思います。

 どういうことかと言うと、「自分自身で経験する」とは、自分の頭で考えて行動した結果であり、言われて経験した事とは大きく異なります。

 大人でもそうですが一度経験した事は、ある程度要領がわかっているので、回数が多くなればそれに伴って物事を早く片付けれるようになります。 

 逆に言えば、「手を洗う」など興味がない事は自分自身で考えて行動して経験した訳ではないので、どうしても行動が遅くなってしまいます。(サイアクは忘れてしまいます。)

 大人の場合、興味がないことは面倒だと思って行動が遅くなりますが、子どもの行動が遅いのは、面倒だからではなく他に興味がある事を考えているからなのです。 

導火線を作ってあげる

 興味がない事に興味を持ってもらうには、子どもが興味を持つ様に誘導してあげる必要があります。

 例えば先ほどのケースで、「なかなか手を洗わない」場合は、
「今日はどんな手の洗い方をするの?」
などと大人では少し変だと思う様な問いを与えて見るのも一つの手法です。
または、蛇口を改造して象の鼻の様にしてあげてもいいかもしれません。 

 記事の冒頭で書いた通り、子どもが発想している事は大人が考え付かないことばかりです。少し変な問いかけをする事で、子どもの頭の中には一気に不思議ワールドが広がっていく事でしょう。  

【結果】効率の良い行動が取れるようになる

 行動が早くなって行くと、 「効率の良い行動を取れるようになる。」 

 子どもが興味を持つと、「今日の手の洗い方はこうしよう」とか、「明日はこんな洗い方をしよう」とか勝手に一人で考え始めていきます。

 手洗いに限らず、色んなことを子供が自ら考えて行動できるような導火線をいっぱい作ってあげましょう!

 最後まで読んでいただいてありがとうございました!!

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