子供が成長してくると色々な言葉に対して、「〇〇って、どういう意味?」と聞いてきませんか?
わたしが心掛けているのは、子供の頭の中で印象に残る説明の仕方です。
このシリーズでは、実際に子供から受けた質問に対して答えた例を不定期的に紹介していきたいと思います。
聞かれたシチュエーション
ある日、晩御飯を食べていると、唐突に「ねぇ、喝采ってなに?」と。前回もあったハイキューのセリフの一部。
答えた内容【身近な状況と結びつけて答えてあげる】
まずはいつも通り子供が経験したことがある状況を想像します。すると頭の中に思い浮かんだのが「運動会」です。
運動会での声援や赤組や白組が勝った時の大きな拍手を想像してもらいました。
声や拍手が降ってくる感じですよね。
さらに理解を深めてあげるために
説明はそこまでにして、次は子供の頭を動かす番です。こちらからこんな質問を投げかけました。
「その喝采って言葉、どこで見たの?」と。
そしたら子供はいつものごとく、
- ハイキューの中のシーンで使われてた
- 試合が終わった後に拍手喝采という言葉が使われていた
というので、「運動会と似ているところは?」と、試合や運動会が終わった後に、大きな拍手や声援が起こっている事を想像してもらいました。
その上で、「よく頑張ったー!」、「お疲れさま!!」、「いい試合だったよ!!!」などの声援をを喝采、その声援の気持ちが入った拍手を拍手喝采と教えてあげました。
まとめ
まずは(1)普段の状況下での答え。そして、(2)実際にどこで見たのかを確認。(3)そもそも疑問を抱いた場所や状況を思い出して、それに対する解釈を教えてあげる。
この3つのステップを踏むことで、「喝采」という言葉に対しては、意味が理解できたのではないかと思っています。
そして短く、なるべく一言で説明が終わる形がいいのかと思いました。子供は長々と説明しても、残念ながらすぐに飽きてしまいますので。
辞書を引けば?と、子供に言うのは簡単ですが、わたしが子供だったときに辞書を引いても全然頭に残らなかったので、たまには今回紹介したような内容で子供に言葉の意味を教えてあげるのもいいのかなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!