私は脱ごみに目覚めて週に2回出していたごみを2週間に1回出すだけでいいほどごみを減らしましたこれからもどんどん減らしていきます!
・これからごみを減らしていく脱ごみ!初心者にもわかりやすく解説していきます。
・脱プラ、脱ごみ、どこから始めたら良いのかわからない方も、一緒にできることからちょっとづつやっていきましょう。
地域によるごみ回収で分別して出していますが、その後どのようにリサイクルされているのか考えたことがありませんでした。脱ごみするには回収されたものがどのように処理されているか知る必要を感じて調べてみました。リサイクルでポイントがたまる方法もありました。
プラごみは実は燃やされている
プラスチックの3つのリサイクル
廃プラスチックを材料として新しいプラスチック製品に再生すること。2018年度リサイクル率23%
サーマルリサイクルされる廃プラスチックは燃やされているのです。
プラスチック製容器は販売事業者がリサイクル費用を負担しているので回収してリサイクルされますが、プラスチック製品(ハンガーなど)は事業者がリサイクル費用を負担する法律が定められていないので、多大な資金を税金から出すことができないので焼却しているのが現実のようです。
これでは燃やすごみと一緒ですね。ただ、廃プラスチックを燃やしてエネルギーを作れるのであれば、新たな化石燃料の消費は抑えられるのも事実です。
参考:プラスチック循環利用協会 http://www.pwmi.jp/plastics-recycle20091119/index.html
サーマルリサイクルは本当にリサイクル?
日本ではサーマルリサイクルといって廃プラスチックを焼却して熱を回収することはリサイクルと定義していますが、世界基準ISOではEnergy Recovery(エネルギーリカバリー)と定義されリサイクルとは見なされていません。
引用元:プラスチック循環利用協会 http://www.pwmi.or.jp
このグラフを見ると2018年は891万トンの廃プラスチックを排出し、有効利用量は750万トン、未利用量は142万トンで、結果有効利用率は84%とされています。
リサイクル率の計算の方法
リサイクル率:(リサイクル量)÷(総排出量)
この計算式にグラフの値を当てはめてみると、
日本基準では (有効利用量750万トン)÷(総排出量891万トン)=84.1% になります。
世界基準で計算すると、サーマルリサイクルはリサイクルと見なされていないため、2018年の値を参考にすると、891万トンの廃プラスチックを排出し、有効利用量はサーマルリサイクルを抜いた(マテリアルリサイクル量208万トン+ケミカルリサイクル量39万トン)249万トン、未利用料はサーマルリサイクルを含めて(単純焼却量73万トン+埋め立て量+サーマルリサイクル量502万トン)合計644万トンとします。これを先ほどの計算式に当てはめてみると、
世界基準では(有効利用量249万トン)+(未利用量644万トン)=38.6% になります。
サーマルリサイクルを有効利用とするか、未利用とするかで45.5%もの差が出てしました。私たちが利用したプラスチックを有効利用するためにできること、それは正しく分別して燃やす量を減らしていく、また必要のないプラスチックの利用を減らすことでしょう。
資源としてリサイクルするには
資源としてプラスチックをリサイクルして脱ごみするには、
まとめ
プラスチック製品を購入しないようにするのが一番ですが、なかなか難しいのも事実です。自分が購入したものは正しくリサイクルして、ちょっとづつできるところからごみを減らそう。目指せ脱ごみ!
買うのをやめれば、作るのもやめる。 SDGs 12∞ つくる責任 つかう責任