最近子供が「友達がミニチュアを買ってるから買いたい」と言い始めて、ミニチュアをちょこちょこ買ってくるようになりました。ですが、ミニチュアって意外と高いんですよね。
親が率先して手を動かしていると、子供も興味を持ってくれます。
大体子供は大人の真似をしますからね。。。
そして、自分の手を動かして何かを作り出すという事を体験してもらった内容を紹介します。
大人が何かを作っていると、子供も興味を持つ
わたしは子供の頃から折り紙をしたり、何か作ったりすることは好きでした。何かを作り上げた時の感動というのは経験しないとなかなか実感できない部分ですね。
子供は子供で、学校の図工の授業で絵を描いたり、何か作品を作ったりしていますが、学校でやっていることは、子供にとって何となく「やらされ感」というものがあるかと思います。
ですので、ある日材料を買ってきてミニチュアを作ってみることにしました。ですが、わたし自身ミニチュアは作ったことなかったので、色々調べた結果、簡単そうなおにぎりを作ってみることにしました。
おにぎり制作に使った材料
基本的に粘土を使うのですが、粘土は色々な種類があります。学校でよく使っているのは紙粘土ですが、パサパサしてるので樹脂粘土というものを使うことにしました。使ったのはダイソーで売っている樹脂粘土ですが、ネットなどでは他にも日本製が売っているのでそちらを使っても良いかもしれません。
そしておにぎり感を出すにはノリが必要。ミニチュアではクッキングシートに黒色の絵の具を塗って作ろうと思いますが、学校で使っている水彩絵具では水がかかるとすぐに剥がれてしまいますので、「アクリル絵具」か「アクリルガッシュ」を使用します。
アクリル絵具は透明性がありますので、一度塗った色の上に違う色を塗ることで下の色が透けて見えます。アクリルガッシュは不透明性ですので、何かの色の上に塗ると下の色は見えなくなります。ベタ塗りする感じで使われる事が多いようです。
そしてノリの材料となるクッキングシート。
そして米粒やノリをつけるための糊。ちょうど家に障子用の糊があったのでそちらを使いました。
学校などでも使っている筆。動物性の毛を使っていると抜けやすいので毛を使ってない筆の方が良いらしいです。
仕上げにニスを塗ることで作品として保存しておけます。ただはけで塗るのはちょっと面倒なので、スプレータイプを作りました。
ステップ1:まずは米粒とおにぎりのベースを作る

ステップ2:クッキングシートに絵の具でかすれるように色を塗る

ステップ3:おにぎりのベースに米粒やノリをくっつけていく
左側は子供が作ったもので、一粒ずつピンセットでつけていました。
右側はわたしが作ったのですが、おにぎりのベースにノリをつけて米粒の上をコロコロしました。が、やっぱり雑に作ると雑にしか完成しないものだと実感しました。丁寧に一粒づつ心を込めて作っていきましょう。笑

この記事を通して伝えたかった事
子供は大人に比べると経験量が圧倒的に足りてないです。が、その経験値を増やして行くのが大人・親の役目なのかなと感じました。
今回のミニチュア制作に限らず、子供は大人を見て育つというのは本当だなぁとつくづく思いました。
子供に興味を持ってもらいたいなら、大人が率先してやってみるというのも一つの方法かと思います。
以前、子供に絵のことについて興味を持ってもらう記事も書いていますので、ぜひそちらも見てみてください。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!