どこでも価値観が合わない人っていますよね。しかもその相手と仕事で関わることになったらどうでしょう?地獄の始まりだと思うかもしれません。最悪、部署移ったり、転職を考えたりしちゃいますよね。
逆に実行に移さないで、愚痴ばっかり言ってたり、時間を守らなかったり、約束を破ったりすると、そういう人たちが周りに集まってきます。そして他の人に自分の考えが理解されなくなり、信用されなくなり、最終的には自分自身が滅びてしまいます。
そうならない為にも、ぜひ色んな観点で観察・実行・振り返りをして快適ライフを手に入れちゃいましょう!
価値観が合わないと感じるのはどういう時?
まず「価値観が合わない」と感じるのはどういった場合で経験がありますか?
わたしはモノづくりに関する仕事をしていて、以下のような状況で価値観が合わないと感じていました。(他の業種の方も気軽にコメント欄に書き込んでくれると嬉しいです!)
- 待ち合わせの時間や会議時間の感覚が合わない時
- 打ち合わせで、それって重要?今必要?と思ってしまう時
- 相手がしている事が何のためにやってるのか理解できない時
- 上に気に入られるために、八方美人になっている人を見た時
- 愚痴ばかり言っている人と話している時
そして、価値観が合わないと感じるとストレスになりますよね。でも良く考えてみると、相手と価値観が合わないと感じて、自分自身のストレスにしていると考えると、腹立たしいというか、もったいない感じがしませんか?
この余計なストレスがなければ、もっと他の楽しいことを考えたり、幸せな時間を過ごしたり出来るのに、わざわざ自分で「この人とは合わない」と感じて自らの中にストレスを作ってしまっているのですから。まるでウイルスを体の中に作ってるみたいですね。
じゃぁ、どうすればいいのでしょうか。その解決策に行く前に、まずは問題を確認してみることにします。
なぜ価値観が合わないと感じてしまうのか?
「この人とは合わない」と感じてしまうのには、必ず原因があるはずです。
例1:話している時間軸が違う
例えば先ほど挙げた例で、「それって重要?今必要?」と思ってしまう時。この場合、わたし自身は打ち合わせの中である程度、頭の中でスケジュールを考えたり、やる事を考えて優先度を付けたりして話を進めています。
それなのに、相手がすごく先の将来の事を話していたりすると、話している時間軸が違うのだなと感じてこちらの時間軸へ戻したりしています。
未来の事を考えるのは当然重要ですが、今やるべき事もしておかないと、現実の世界は動いていかないのです。その場で話している内容にもよりますが、要は夢ばかりを語っているのか、目の前の事をコツコツ進めるのか?という事で、話している次元が違うことが原因であることが多いと思います。
例2:ただの経験値の違い
他の例として、「相手がしている事がなんのためにやっているのか理解できない時」ですが、ハタから見ると一生懸命やってるように見えます。ただ、やっている事を見てみると、何のためにやっているのか理解できないのです。
もしもこちら側の方が経験があるのであれば、相手の人はまだ経験が浅く、道に迷って遠回りしている状態なのかもしれません。誰だった知らない土地に行ったら道に迷うことはありますよね。
その状況を理解せずに心の中で(こうすればいいのに!)と思いながら、相手に対しては頭ごなしに、「どうなってるんだ!」と詰め寄ると、結果的に相手にも自分にもストレスが発生してしまいます。
こういった問題に対してどう立ち向かっていくのかを考えてみる必要があります。
価値観が合わない時は、どうやって対処したらいいのか?
そもそも論として、「自分と同じ価値観の人はいない」という事を理解しておく必要があります。その上で次のことに気を付けてみると幸せになれるかもしれません。
ゴールを共有しているか確認する
価値観というのは人によって様々で、全く同じということはありません。
その為、どこに向かっているのか、どこをゴールにしているのかは人によって違います。ですので、同じ優先度で動きたいのであれば、相手と目指しているゴールを共有しておく必要があります。
目指してる方向や話している時間軸、優先度が違う場合は、相手とゴールが共有できているか一度、確認してみることをお勧めします。
価値観を相手に押し付けない
価値観は人それぞれですので、なかなか相手の価値観を受け入れられない事もあると思います。
そしてそれは相手も同じなのです。自分の価値観が正しいと思って自分の価値観を相手に押し付けないように日頃から気をつけてみましょう。
人はそれぞれ大切にしているものが違いますので。
見流す、聞き流す、言い流す(感情的にならない)
なかなか感情的になるなと言われても難しい部分はありますよね。
ですが、怒って何か嬉しい事があったり、仕事が前に進んだりするのでしょうか。
大抵の場合、感情的になった後は、自分自身にストレスが発生したり、周りもストレスを抱えたりして雰囲気が悪くなります。
感情的にならないようにするには、価値観が合わない部分について、あえて「見ない・聞かない・違う話題にする」という事が必要になります。
わたしはこれを「見流す、聞き流す、言い流す」と言っています(笑)
人の悪口を言わない・愚痴を言わない
この記事の冒頭にも書いた通り、自分の周りには自分の価値観に合っている人たちが集まってきます。
人の悪口を言っていると、人の悪口を言う人しか集まってきませんし、面白くないからやる気が出ないと言っていると、やる気のない人しか集まってきません。
自分の周りに自分の価値観と合う人を集めたいのであれば、人の悪口や愚痴を言わずに自分の理想としている事を口にするようにしてみましょう。
全てを受け入れてみる
相手が話している時に、「あ〜つまらないなぁ」と思ってしまうと、それでその時間は無駄で価値のないものになってしまいます。
ですが見方を変えると人の話の中には少なくとも一つは学ぶべき事があると、わたしは考えています。
もちろん人の愚痴などは聞いててストレスになるので聞き流していいのですが、相手の話の中から自分の価値観と合う部分だけをピックアップしていけば、それまでに気づかなかった部分が色々と見つかるようになってきます。
相手の良いところを探してみる
人は大体、相手の悪いところには気づきやすいものです。そこであえて良いところを探してみるのです。
その人の事を考えたくもないという気持ちはわかりますが、同じ職場にいて、仕事で関わらないといけないのであれば、日々ストレスを抱えて働くよりも少しでも明るい気持ちで働きたいですよね。
相手の良いところを探すというのは、自分の価値観と合う部分を探すという事です。そうすることで、相手と話している場合においても、自分が必要とする情報が得やすくなりますし、仕事も前に進める事ができるようになります。
まとめ
わたしがやっている「自分の価値観と合う人が自然と周りに集まるようになる」方法を紹介してみました。これで一人でも多くの人が同じ価値観の人と出会える機会が増えると嬉しいです。
他にも「こんな事をして自分と価値観の合う人を探してるよ!」という意見などあれば気軽にコメントを頂けると嬉しいです。
以前、こんな本も見つけてとても参考になりました。自分自身の成長やキャリアに対する考え方、色んな観点がまとまって載っていますのでお勧めです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!